恐るべし微生物のポテンシャル

親元を離れて自炊し始めてからまる30年が過ぎましたが
今まで食中毒というものに出会うことなく無事に過ごしてきました。

牡蠣には食べるたびに中ってきたけど(笑)。
(同じものを食べて他の人がピンピンしていても自分だけ中るので、もう食べるのを諦めました)



先日やっさんが食あたりしました。
夜遅くに具合が悪くなってしまい、
それがどんどんひどくなってきて熱まで出てきてしまい、
激しい目眩に腹痛に吐き気に襲われて
トイレに行くのも這って行くような状況でした。

出すものを全て出してしまったらスッキリしたみたいで、
熱も下がって、
「あ〜死ぬかと思った。具合悪過ぎて記憶飛んだ。」
と言っていました。

私は
尋常じゃないやっさんの様子に、
いつ救急車を呼ぼうかとガタガタ震えながら家の中をウロウロするばかりでした。

私とやっさんは「テレパシーか?」と思うぐらいに同じ時に同じことを考えたり発言したりするのですが、

「これは食あたりかな。何に中ったんだ?」
とこの時も同時に考えていたみたいです。

私は心配で生きた心地がしていませんでしたが、
体調は悪くなく、ピンピンしていましたので
「今日やっさんが食べて私が食べなかったもの・・・・。」
と一生懸命思い出していました。

休日出勤の際に途中のお惣菜やさんで買った唐揚げかな・・・。
(その時私は白身フライを買いました)

2人とも別々に、そしてほぼ同時にそう思いました。

急に暑くなったせいかな・・・。

とても有名な話なのでみなさんご存知だと思いますが、
食あたりの盲点として、「しっかり加熱したから大丈夫」というものがありますよね。

そう。
その日の私もしっかり加熱された唐揚げ、大丈夫と思っていました。

でもよく考えたら唐揚げって漬け込むんですよね。
その上そのお惣菜店はオープンエアーで調理販売している昔ながらのお店なので
当然冷房が効いているわけではありません。

白身フライは業務用冷凍庫から取り出した白身魚の切り身にバッター液とパン粉をまぶしてすぐにフライヤーに入れてあげてしまうので、
「漬け込み」という工程がありません。

多分この違いがやっさんと私の命運を分けたのかもしれないなあ。
と思いました。

食中毒を引き起こす何かしらの微生物が
急に暑くなったせいで俄然やる気を出してしまって、
唐揚げを漬け込む間にせっせと増殖して毒素を出していたのだとしたら、
揚げられた際にその微生物たちは死滅しても
出した毒素は加熱では無毒化しないので
食べた時に変な匂いや変な味はしないけど、
彼らが残した毒素が時間をかけてやっさんの身体中にまわり
食べてから半日以上経った後で急に具合が悪くなってしまうという状況を引き起こしたのかな・・・。
と思いました。

知識として知ってはいたけど、体験として知っていたわけではなかったので
なんとなく「そういうこともあるらしい」と
自分とは関係のないことのように捉えていました。
盲点でした。
すっかり油断していました。

やっさんに
「ごめんね、急に暑くなったし、そんなことも可能性としてありうるってことを
思い出すこともできたはずなのに、いつも買っているお惣菜屋さんだしと思って完全に油断してたわ。苦しい思いさせて本当にごめん。」
と謝りました。

そういえば。
卵かけご飯を食べようとしていたら用事ができてしまって、
ご飯の上に生卵を乗せた状態でバタバタしていて
用事が終わったので「やっと食べれる」と言って美味しくTKGを頂いた人が
その数時間後にひどく激しい食中毒の症状を呈して
結局お亡くなりになったという話を聞いたことがあります。

海外では絶対に生食しない卵は
微生物の大好物で、
日本ではその衛生観念の高さから生卵を食すのは当たり前ということになっていますよね。

それは、親鶏が食中毒を引き起こす原因になる微生物を保有しているからだって言う事ですよね。

今年の尋常じゃない暑さ、
日本はもう熱帯だと言っても良いぐらいのレベルかもしれないぞ?と思います。

日本全体がまだずっと涼しかった昭和世代の我々が持っている常識は
もうすでに通用しない世の中になってきているんだろうなあと思いました。

ちなみにやっさんはその後激しい蕁麻疹に見舞われて
発症4日目にしてようやくおさまってきました。

微生物のポテンシャル、恐るべしです。

あ、ちなみに同じお店の唐揚げを食べたからと言って
みんながみんな食あたりの症状を呈すると言うことではないんじゃないかなと思いますよ。
免疫や抵抗って、人それぞれだし
何よりも私たちが免疫力や抵抗力が落ちてきたJJIとBBAであるとしっかりと認識するための戒めかもしれませんしね。

投稿者: wildberryshopblog

Wildberryという生地のネットショップの店主です。

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