行ってきましたよ

行ってきましたよ。
古巣テキスタイルメーカー。
打ち合わせに。

午前中は事務所に生地の撮影に行って、
昼から人形町へ向かいました。

社長はお宝物入れの段ボールも出しておいてくれました。
これはハンガーとは別で、大きさのランダムな歯切れがぎっしり入った段ボールなのですが、
すごく珍しくて面白い生地ばかりが入っています。
工場さんとかに行った時に「これ面白いな」と思う生地を
少しずつもらってきていたみたいです。

子供の宝箱的な存在でしょうか。
とりあえず先行で手配した40箱も届いていました。
それとは別にガムテープも用意してくれていました。

6月末には事務所を明け渡す、ということを言っていましたが、
まだ退去通告はしていないみたいなので、
時間に猶予がまだありそうな感じがしました。
片付けの進行状況を見ながらいつ頃解約するか、もしくは解約せずにシェアオフィスとして別の若者に定額を出してもらって使ってもらうのか、など、
決めていこうかな、なんて言っていました。

なるほどなるほど。
そういう使い方もいいかもしれませんね。

相変わらずアイデアがどんどん出る社長だなあと思いましたよ。

お送りする段ボール箱の大きさと、ハンガーの量、生地の量を見比べて、
ひょっとしたらもう少し余裕があるかも?という感じになりましたので
とりあえず今回応募分を手配してまだ余裕があったら
2次募集をしてもいいかもしれないね?
という話になりました。
作例を見せてほしいとのご要望が多数あったのですが、
私はちょっと時間が取れそうにない状況なんですよ、と書いたのですが、
古巣の東京事務所にありました。作例。
これは若いクリエイターさんが作ったエコバッグです。
ボーダー生地を縦使いしてたりして、「決まり」にとらわれずに自由な発想で作られています。
持ち手の紐もニット生地です。
これは組織や糸使いの違うオフホワイトの生地ばかりを集めた作品。
これを作った若きクリエイターは、ストライプが好きなんだろうなあ。
なんて思いましたよ。

これは一重で仕立てられていますが、
薄手の布帛生地で裏地を付けたら、もっと強度が出てしっかりとしたバッグになるよね〜と思いました。

内側にポケットをつけたりとかも
裏地をつけることでできるし、使い勝手も上がりますよね。
グレー〜黒バージョンもありました。
毛玉に見えるのはネップです。
他の繊維もいっぱい付いちゃっていますね。
生地屋の事務所なので、どうもすみません。

3枚のバッグの画像の後ろにある黒い生地は
アレクサンダーワンというブランドさんから発注された
鳳凰柄のジャガードの編み下げ(柄確認用生地)で、私も関わった生地です。

パネル状になっていて、インターシャという手法を用いています。


打ち合わせが終わってからは、社長のお友達の不動産会社の社長さんとの会食に
参加させていただいて、
軽く飲んでから帰ってきました。

不動産会社社長は古巣の社長のことが大好きみたいで、
社長と仲良くおしゃべりしていた私の存在を疎ましく思っているみたいだったので
短時間で早々に切り上げて帰ってきました。

飲食のお支払いは不動産社長がしてくれたのですが
支払いはクレジットカードを使用していらっしゃいました。

私は生まれて初めてブラックカードを見ました。

お店の外で待っていた社長に
「ブラックカード、初めて見た!」と言いましたら
社長は
「そうやで、糸へん(繊維業界)と土へん(不動産業界)では稼ぐ金の桁が違うとはよく言われることやで。」
と言っていましたので
「社長はゴールドカード止まりやなあ。」
と言いましたら
「そうやで。残高マイナスのゴールドやで。」と言って笑っていました。

上を見たらキリがなくて、
下を見てもキリがなくて、
のものすごいわかりやすい例を見ました。


女の嫉妬も怖いけど、
男の嫉妬もおっかないなあと思った日でしたよ。

社長には、私よりもずっと仲良しの「チイちゃん」という若くてアクティブで美人な女性がいるのですが、
チイちゃんなんかが同席したら、不動産社長、もっとメラメラするかもしれないぞ?
なんて思いましたよ。

私は一緒に仕事をしていた関係上、仕事の話にはついていけるし、
社長は仕事が好きで「仕事の話ができる相手」にはついつい仕事の話をしてしまいがちなだけなのにね。

まあ、なんにせよ、そういう感情に触れるのは、疲れることですね。

帰り道に社長に
「◯◯さん(不動産社長)社長のことが大好きなんやねえ。私ヤキモチ妬かれてしまっていたみたいやわ。」
と言いましたら
「そうやなあ。なんか拗ねとったな。でも以前別の仲良しの会社会長と3人で飲んだ時もヤキモチ妬いとったで。支払いの時も『僕がする』『私がする』って揉めて、結局会長が支払っとったわ。」
と笑いながら言っていました。

その会長は、浅草花柳界の組合会長でもあり、
ご自身が浅草の芸妓さんの旦那さん(スポンサー)でもある人で
私も何度もご一緒させていただいたことがあるのですが
なんていうか素晴らしい紳士です。

ブラックカードと花柳界が社長を取り合ってせめぎ合うとか
え〜、
登場人物全員男ですが
なんだかすごい異質なドラマが繰り広げられているぞ?
しかもかなりの高収入な人たち同士の間で


と
田舎生まれ庶民育ちの私は思いましたよ。


まあなんにせよ
ブラックカードを持つような
巨万の富を築く男の出す嫉妬は凄いエネルギー値でした。


こういう世界を垣間見させてもらうのはすごく貴重な機会かなと思いますが
私はそっちには行きたくないなあ。と思いました。


求めているものは
地位なのか名誉なのかお金なのか権力なのか。

私は
安寧を求めます。

誰からも褒められなくても良いので、
密やかに安らかにゆるく楽しく生きていきたいです。
切に願います。

投稿者: wildberryshopblog

Wildberryという生地のネットショップの店主です。

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