希望がない時代

昨日のぶっ込みクイズにはたくさんのエントリーをありがとうございます。
今日が終わる時までエントリー受付しておりますので、よかったらお気軽にエントリーして下さいね。

昨日は午前中にちょこっと事務所に行って、
金曜日までに入荷した生地の写真を撮って来ましたよ。

月曜日には古巣からの生地が届く予定なので、
それを受け入れるスペースを確保しないとです。

月曜日は、2/25お昼頃までにご注文及びご入金確認させていただいたお客様への出荷を予定しております。

それ以降にご注文及びご入金確認させていただいたお客様への出荷は火曜日以降になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

コロナ以降、ハンドメイド素材を扱う業界は好調だという話をよく耳にします。
マスクが店頭から消えて、
たくさんの人が「なんとかしてマスクを作らなくちゃ!」ということで
ミシンを持っていなかった人は新たにミシンを買い求め、
そのせいで市場からミシンが消えました。

おうち時間を有効に過ごすということでおうちでできる趣味が注目されるようになり、
手工芸やハンドクラフトにもかなりたくさんの注目が集まったみたいです。

と、いうわけで
生地屋さんや手芸屋さんがいきなりものすごい脚光を浴び、
軒並み売り上げが伸びたと聞いています。

Wildberryも、1回目の緊急事態宣言当時はてんやわんやのえらいこっちゃ状態でした。
Wildberryは、ほぼリピーターさま、お得意様で成り立っているお店なので、
顧客さまの名前はほぼ覚えているので、
当時は
「ご新規さまが異常なぐらい増えているんだけどどういうことだ?」
みたいな状況になっていました。

でも、
各企業の努力のおかげで不織布マスクの供給が追いついたら
結局いつものお得意様ばっかりの、通常のWildberryに戻りました。
そして一時期急激に増えたご新規さまからの再度のご注文はいまだにいただけていません。

最初の緊急事態宣言中、「マスクは儲かるらしい」ということで、
手作りマスク需要に便乗して儲けようとした会社や事業者が激増したみたいです。

不織布マスクが増産されるようになり、市場からマスク不足が解消された途端に、
マスク用の資材が余るようになって来てしまったみたいです。

安倍のマスクも今大変な問題になっていますね。
大変な税金を使って小さすぎて使えないマスクを作ってしかも作りすぎて、
それを保管するためにまた大変な金額の税金を使って、
で、捨てるとか捨てないとかすったもんだしたみたいですね。
捨てるにしても一回パッケージ組した商品をバラして分別するのに、
一体どれだけの時間と手間がかかるんだか。

結局希望者に無償で配布すると言うことで決着したみたいですが、
果たしてどれぐらいの人が欲しいと名乗り出るのか、疑問です。
だって成人日本人が使うには小さすぎるんだもん。
ロシアのフィギュアスケートの15歳の女の子だったらちょうどいいのかもしれないぞ?小顔なので。
と思いますが。

生地屋さんでも当時マスク用に大量に仕入れたガーゼやダブルガーゼがとてもたくさん余っていて困っちゃってる、みたいな状況のお店もあるみたいです。
Wildberryでも白のダブルガーゼは余っていますが、
少しなので、そんなに困るほどではありませんでした。

当時は本当にダブルガーゼが入手困難になってしまって、
入荷したらラッキーみたいな状況に陥ってしまっていました。

最初は
「きっとすぐに元に戻る。それまでのちょっとの間の辛抱だ。」
と思っていたのが、
最近は社会全体がコロナに慣れてきて、
「この先どれくらい続くかわからない。」というスタンスに、社会全体がなってしまっているみたいですね。


このコロナで大打撃を受けたのは飲食店業界もそうですが、アパレル業界もかなりのものかなと思います。
もちろんそれ以外のたくさんの業種が大打撃を受けていると思いますが。
例えばホテル業界とか。(オットのホテルとか。)

外食は感染機会だから、自粛する。
とか、
巣ごもり的に外出しなくなったので、おしゃれ着を買っても着る機会がないので買わない。
など。

日常の行動習慣が変わって来ているように感じます。



先日、古巣の社長からのLINEで、Wildberryに送ってくれる生地の写真を見せてもらいました。

レトロな雰囲気の、昭和を彷彿とさせるような三色遣いのボーダー天竺を見て、
「ああ、昭和時代のポロシャツにこういう色合いとパターンのボーダー生地あったような気がするなあ。」
と思いましたので
「エモいね。」
と言いました。
「エモいって?」と聞かれましたので、
「レトロで可愛いっていう意味。」と言いました。
「これ、ロンハーマンのために作った生地。」
と聞きましたので、
「ロンハーマンの企画(デザイナー)は古着が好きだから、古着をオマージュしたんだね。」
と言いましたら
「オマージュって?」と聞かれましたので
「そのものからアイデアをもらって新たに発想するっていう意味かな。まあぶっちゃけ真似だね。」
と言いました。


ずっとテキスタイル及びアパレル業界で何十年もやってきて
この業界の厳しさなどについてよく知っているし、そんな業界で第一線の人たちと一緒に仕事をしていることを誇りに思っていたはずの社長が

「発想なんかしない。生地は全部自分が作ってそれを提案する。それを偉そうに選ぶだけで、あいつらに発想する力なんかない。」
と珍しく毒のある発言をしました。

おや?珍しいなあと思いながら
「今のアパレル業界ではデザイナーさんってお雛様みたいだよね。お飾りで自分の力では何もしないしできない。生地、パターン、仕様、縫製全てにおいて知らなすぎるもんね。」
と、日頃私が感じていたことを言ってみましたら
怒り気味に
「違う!人を裏切ることは知ってる。人の気持ちを踏み躙ることは知ってるよ。」
と発言しました。

今までの社長は絶対にそんなこと発言しなかったし、
私がそのようなこと(日頃アパレル業界に対して思っていること)をチラッと口にした暁には
「そんなこと言うもんじゃないし、考えるもんじゃない。」と
決まってたたしなめられていたもんでした。


私は感じたこと、思ったことはついつい口に出してしまう傾向があるのですが、
社長は何十年もテキスタイル業界及びアパレル業界でやってきて
それに対してトラブルや困ったことなどに関してもサラリと交わして愚痴や悪口なんて言ったことがなかったので、さすがはプロだなあ。と思っていました。

なので、アパレル業界、しかもデザイナーさんを蔑むような発言を聞いたのはこの時が最初でしたので、すごく新鮮で、同時に驚きました。

正直、アイデアの盗み合いです。今の日本のアパレル業界は。
「あっちのブランドの、あのアイテムが売れているらしい」となると
各社がこぞって「オマージュ」します。
なので、店頭には似たような製品ばかりが並ぶと言う現象が起きます。

新しい発想をするブランドって本当に一握りだと思います。
自分が仕様書も書かないし、縫製できないのに、
工場さんがあげてきたサンプルに対してはここがいけてない、あそこがダメだ、と
ダメ出しだけは超立派です。

で、
「同じ仕様でもあっちの工場はちゃんと綺麗にやってくれるのに、こっちの工場は全然ダメだ。」
的なことをSNSで公表しちゃう始末です。
「こう言うふうに縫って欲しい」と縫製仕様書に詳しく書いてあれば工場さんも対応することができると思うのですが、
そんなことも書かずに上がったサンプルを見て「あれがいけてない、ここがいけてない。」
と不特定多数の人が見る場に公表しちゃったりしているのを実際に目にしました。

工場さんからしたら
「じゃあお前が自分で縫えや。」ってキレ散らかしたくなるんじゃないかなと思います。

サンプルの段階だったら
気に入らなかったら「ここの仕様はもう少しこんな風になりませんかね?」
と打ち合わせをすることができます。
そう言う風にしてお互いに協力しあっていいものを作るための連携とか信頼関係を築いていくものなのではないかな?と私は思います。
特に何か話をするわけでもないのに、SNSで「悪い見本」みたいな風に公開されるのって
フェアじゃないというか、仕事のパートナーとしてちゃんと向き合う気持ちがないというか、
なんて言うのかな、いわゆる今流行りのモラハラみたいな感覚があるんじゃないかなと思ってしまいました。

発注をする我々が一番えらいのだから、的な
「お客様は神様です」思考。

「仕事と金くれてやるんだから、言うこと聞けや!」的な威圧的な考え方。
その考え方のもとに、「どう考えても儲からないし下手したら赤字」と言うぐらいの厳しい工賃を押し付けられたりすることも最近ではすごく増えて来ているみたいです。
「数十枚の発注でユニクロ並みの値段で納品しろってそりゃ無理ですって・・・。」と嘆く工場さんも少なくないと聞きます。

仕事の本質って、お互いがお互い様で分業的に支え合って、お互いへのリスペクトの上に成り立つモノなんじゃないかなあと思います。
なのでどっちが上でどっちが下みたいな考え方はナンセンスだと「私は」思っています。

でもそうじゃない価値観の人がまだまだ圧倒的に多数なんでしょうね。

「本人は他人を利用しているとか裏切ってるとかいう認識ないよね。
息をするように他人を貶める。社会全体に蔓延しているんだろうけど、アパレル業界には特に多いような気がする。」
と発言しましたら社長も同感だったみたいです。

決して客先の愚痴や悪口を言わなかった社長が
そんな風に悪態をついたり泣き言を言っているのを見て、
「アパレル及びテキスタイル業界はここ最近でさらに悪化の一途を邁進中なんだなあ。」
と思いましたよ。

衣食住の一番最初に来る「衣」
「衣食足りて礼節を知る」の言葉の最初にくる「衣」
これが今メチャクチャになってしまっているので、
そりゃあ世の中全体がメチャクチャになってしまっている今の状況も
「しょうがないのかもしれないなあ。」
と変に納得してしまう自分がいます。

ロシアがウクライナを攻めていて
そんな最中北朝鮮は日本方面に向けて何やらミサイル的な飛翔体を発射したっていうニュースは流れてくるし、
そんな北朝鮮の国民は常に食うやくわずの状況で辛抱だけを強いられていて
多分軍事大国である強い北朝鮮なんて望んでいないのではないのではないかしら?と容易に想像できます。

自国を攻め込んできているロシア軍の負傷兵をウクライナの医療機関は救護していて、
多分救護されたロシア兵はウクライナの医療機関に対して感謝するだろうし、
本当は戦争なんてしたくないと思っているんじゃないかなと思うし。

もう本当に民意が国政に反映されていないし、めちゃくちゃで捻れながらどんどんおかしな方向に向かい続けて加速度をつけて爆走しているように思えて仕方ありません。

私たちにできることって本当に小さくて微力ですが
だからと言って「やっても無駄。」と思って大きな流れに流されてしまえば
0×10=0
0×10000=0
0×10000000000=0
いつまで経っても0のままなんですよね。

例え0.01でも
0.01×10=0.1
0.01×10000=100
0.01×10000000000=10000000
小さな歩みでもたくさんの人が賛同してくれれば
大きな影響力になりますよね。

焦らず腐らず、マイペースに地道に続けることが大事なんだろうなあと思います。
続けるって、意外と大変ですが、
それができる私たちでありたいと思うし、
それができるように無理しない程度の努力を続けていきたいなあと思います。

投稿者: wildberryshopblog

Wildberryという生地のネットショップの店主です。

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