お仕事。

先日の新着には大変たくさんのご注文をいただき、誠にありがとうございました。
昨日、やっとご注文に出荷が追いつきました。
というわけで、カート戻しをさせていただきました。

出荷作業を進めつつ次の新着の準備もぼちぼち始めていこうと思っておりますよ。
と、いうことで、届いたはいいけどまだ開梱してあげれていなかった生地たちの開梱作業から始めましたよ。
梱包効率、運送効率を少しでも良くするために、
物によっては数反が一緒に梱包されて届きます。
仕入れ先もよく考えてくれていて
私が1人でも持てる重さに合わせてくれています。

時々キャパオーバーの梱包もあって、そんな時は反物に押し倒されそうになりますが(笑)。

反物の梱包の上からPPバンドで巻いてある場合があります。
その時は仕入れ先及び力持ちであるはずの運送会社のドライバーでも持つのが困難なぐらいに重い梱包ということなので、注意が必要です。

開梱するときは大概裁断台の上に梱包を載せて開梱するのですが、
PPバンド付きのものは床の上で個別で開梱してから裁断台の上に載せます。

両腕で抱き抱えるように反物の梱包物を運びますので、
手のひらと両腕が真っ赤になります。

梱包は汚れている場合がある、というか大概の場合は汚れています。
生地屋さんっていいイメージを持たれている方多いかもしれませんが、
基本汚れ仕事で力仕事です。

なのでいつも動きやすくて洗いやすい服しか着ません。
「かわいいなあ。」と思って買っても、動きにくいとだんだん不機嫌になってきて
「こんな服いらんわぁ〜!!」と怒り出す始末です。

なのでここ数年は自分で作った服をメインで着用しています。

そんなわけでWildberryの型紙は着心地が良くて動きやすいものが多いです。(笑)
そして「いかにも作業着」みたいな感じになるのは嫌なので、
「動きやすい上になんとな〜くバランスが良くて雰囲気がいい服」を作るように心がけています。

Wildberryが作る型紙は
着飾るための物ではなく、仕事をするため、生きるための服なんです。
なので「着心地がいい」とか「動きやすい」とか「疲れない」とかいうご意見をいただくことが多いです。

お洋服が好きなので、着飾ることは得意ですが、
モデルさんや女優さんでもあるまいし、着飾ったところで一銭も儲からないので(商売人気質丸出し)
動きやすくて疲れないのが最優先になります。
その上肌触りが良くて、しかも着た時のバランスがいい感じにおさまれば言うことなし。
っていうところです。

私自身がそうであるからなのかもしれませんが、
お仕事って
綺麗なオフィスで書類やPCを使って行うこと(テレワークも可能)ばっかりじゃなくて
逆にどっちかというとそういう感じの綺麗な環境で「お仕事」をしている人って意外と少数派で
「現場仕事」、いわゆるエッセンシャルワーカーの方の方が多いんじゃないかなあ?
と思うんです。

これは男性も女性も。

実際に体を動かしてお仕事してくれている人たちのおかげで
経済は回って社会は成り立っているのではないかしら?と思います。

例えばコンビニ、
例えばスーパー、
例えば運送会社
例えば食材の生産に関わるお仕事。
例えば食べるものを加工したり調理したりする現場。
例えば鉄工所。
例えば部品を作る工場。
例えば医療の現場。
例えば建設現場。
例えば土木現場。
例えば生地を作る工場。
例えば、縫製工場。

そういうふうに、実際に動いてくれる人たちがいるからこそ、
経済は、社会は成り立っているのではないかな?
と私は思います。

ブルーカラーはヒエラルキーの下の方で、
ホワイトカラーはヒエラルキーの上の方で、
的な、
「上下」とか「勝った負けた」とかそういう概念っていうのかな、
うーん、うまく言えないけど、人を馬鹿にしたり見下すような概念っていうのかな、
それが存在しているから、「マウンティング」という行為が発生するのかな、と思うし、
でもマウンティングからは何も生産的なものは生まれてこないと私は思っています。

そういう価値判断は逆に心を、時間を、お金を消耗するだけで
そこからは何もいい波動が生まれてこないような気がしています。

最近、社会的ないじめに関していろいろ考えることが多かったのですが、
(モラハラ、パワハラ、閉じた狭い社会の中での洗脳的なこととかマウンティングとか)
奇しくも、全国ニュースで
「代理ミュンヒハウゼン症候群」であると思われる母親による虐待によって亡くなった男の子のニュースが報じられていました。

表向きはいい家庭で経済的にも問題なし、被虐待児と母親の関係性は極めて良好だったんだそうですが
亡くなった男の子からは30箇所以上の骨折の形跡が発見されたのだそうです。

代理ミュンヒハウゼン症候群についてとてもよくわかりやすく描写した映画があります。
昔々に流行った映画でブルースウィリス主演の「シックスセンス」。
ここに典型的な代理ミュンヒハウゼン症候群によって死亡してしまった(殺されてしまった)女の子が出てきます。

他人の痛みは100年でも我慢できるとはよく言った言葉だなあと思います。
自分の欲求を満たすために自分じゃない誰かを犠牲にしても
自分は痛くも痒くもないですよね。

痛かったり悲しかったり苦しかったりするのは、自分以外の誰かです。

マウンティングやモラハラという行為も、
自分の虚栄心や承認欲求を満たすために他者の尊厳や安全を犠牲にする行為だと私は思います。


昨日の夜、古巣の社長からラインが入りました。

「旦那、今、雅叙園?」
と。

なんのことか分からなくて
「今はコロナで雅叙園自粛モードだから、Wildberryのお仕事を手伝ってくれてるよ。今は家にいるよ。」
と返事しました。

一体なんのことかと思い、
「なんかあったの?」
と返事しましたら

「テレビ観てたら、雅叙園のひな祭りのことやってた。雅叙園ってすごいホテルなんやな。」
と社長。

「そうだよ。有形文化財だよ。」と私。

「雛祭り見たい。優待券とかないの?」と社長。

「もらえるよ。コロナ前にお姉さんにチケット渡したらお友達と一緒に行ってくれて、『すごくよかったよ〜』って喜んでくれたよ。私はオットに『休みの日に職場に行きたくない』って言われて連れて行ってもらえなかった。」と答えました。

「雅叙園のひな祭り観たい」と言われましたので
「今自宅待機期間だけど、会社に行ったらもらってきてくれると思うよ。」
と言いました。

今年はひな祭り開催されるみたいですが、
コロナがまだ終息していないので、
ひな祭りが終わるまでに社長が東京に出張してくることができるかどうかも微妙です。

「ひょっとしたら今年は無理かもしれないけど、いつかね。」
という感じでLINEのやりとりを終えました。

社長の、オットに対する評価は、「おとなしくて頼りないやつ」というものでした。
実際に私のいる前で他の人に「こいつの旦那な、頼りなさそうなやつやねん」みたいな感じで言っていました。

が、
テレビで実際に見て「すごいな」と思ったら途端に手のひらを返して
「すごいなお前の旦那」的な態度になっていたのを見て、
「あ〜そういうふうになるよね。」と想定内ではありますが私はあんまりいい気分はしませんでした。

そういう、オット自身の背景を知ったら「頼りない」から「すごい」に評価が変わるのって、
なんか
あんまり好きじゃありません。
時代遅れなような気すらします。



私自身は「雅叙園」を知らなかったので
オットの職場について
「雅叙園何それ美味しいの?」ぐらいの感覚でした。

オットには
「え、目黒雅叙園だよ?知らないの?」
と言われましたので、
「うん、知らない。」と普通に答えました。

「どこに勤めているか」
「どんな仕事をしているか」
「収入はどうか」
ではなくて
「この人居心地がいいなあ。この人とだったらいくらでも一緒にいられるわ。」
と思ったので付き合い始めたし、結婚しました。

なのでオットが雅叙園で働くのを辞めて「雅叙園」というブランドのないただの男になっても私がオットと一緒にいて居心地がいいなと感じること自体は変わらないと思います。
なので一緒にい続けると思います。
(当たり前のことですが)


ちなみにオットは無口で他所ではほとんど自己主張しませんが
一緒に生活していたり仕事を手伝ってもらったりしていたら
「この人本当に容量が良くて仕事ができるし、頼りになるなあ。」と思うことがとても多いです。

もちろん苦手なこともありますが、
うまい具合に、オットの苦手は私の得意だったりするので、
全く不便や苦痛を感じません。


レッテルとかブランドとか、
特にアパレルみたいな業界の人ってそういうものに左右されてしまいがちかもしれないなあとは思うのですが、
古巣の社長には
「あいつが選んだ男なんやから、いい男なんやろな。」
ぐらいに思っておいて欲しかったなあ。
と思いました。

私はオットという1人の人と結婚したのであって、雅叙園と結婚したわけではありません。
当たり前ですが(笑)。

投稿者: wildberryshopblog

Wildberryという生地のネットショップの店主です。

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