へなちょこ。

昨日はてくてく歩いて近所の耳鼻科に行ってきましたよ。
本当は総合病院的なところで診てもらった方がいいのは明らかなのですが、
予約をしたくて問い合わせてみましたら
「耳鼻咽喉科は紹介状がないと受信できませんので、まずは近所の耳鼻科を受診して紹介状を書いてもらってください。」
と言われましたので、
その由を伝えて受信しました。

そうしたらその耳鼻科のお医者さん、
「うち甲状腺専門じゃないんすでよね・・・。」
と言いながら軽く触診をして目で見た感じで
「甲状腺腫瘍って外側から見た感じで明らかにボコッと腫れ上がるから、
大丈夫じゃないですか?それにそもそも甲状腺って腫瘍になったとしてもほとんどが良性だし、そんなに心配する必要はないですよ。もし万が一悪性だった時はもうその時点でおしまい、予後がないぐらいの状況になりますので。」
「日本人女性の10人に1人が甲状腺に何かしらの不具合を負いがちだから、まあ、そんなに心配する必要はないんじゃないですか?」
と言われて
なぜか鼻の穴から喉の奥を見る内視鏡の小型バージョンを突っ込まれて
「喉の奥にも炎症はありませんね。綺麗なものです。」
と言われて(その検査要るか????と思いました。)
「まあそれでも心配だったら甲状腺専門の病院をご自分で調べて受診してみてください。」
と言われて診察室を出てきました。

「その情報、私も知ってる・・・。てか紹介状すら書いてくれなかった・・・。」
と思っておりましたら
「休宮さ〜ん、何千何百何十円です!」とお会計が。

「たかっ・・・。」
と思いました。

私が甲状腺の腫瘍を指摘された時は外側から見ても気が付かない程度の大きさの時だったし、
それを見つけてくれたお医者さんは首から喉を結構強めに触診してくれて
「ん?なんかある!」と見つけてくれたし、
そんなサラッと触って「ボコってしてないから大丈夫」だなんて言わなかったし、
「明らかになんか違うよな・・・。てか無駄足だった?」
としょんぼりしながら帰って来ました。

折れやすい私の心は
今回も容易にボキッと折れました。(へなちょこメンタル)
落ち込んだ気持ちを立て直すには、大好きなミシンをするのが一番いいということを
長年の経験から知っていますので、
家に帰ってからはアホみたいに縫いました。

「寒さを感じると気分が落ち込んでしまうっていうし、とりあえず肌着を縫おう。」
と思いまして、
自宅にストックしてある洗濯済みの生地を引っ張り出してきて、
無心でアホほど裁断し(これ絶対1日じゃ縫えないやつっていうぐらいの枚数)
無心で縫いましたよ。

ロックミシンだったら多分全部の枚数縫えたかもしれませんが、
今、自宅には家庭用ミシンしかない上に、
なんていうか手間暇かけてちまちま縫いたい気分でした。

ば〜っ!と縫いたかったら、裁断したものを事務所に持って行けば、
ほんの数時間で全部縫い上がったとは思いますが。
オット用のフィットする長袖カットソーをまず最初に縫いました。
裾を縫う際は、針の振り幅が一番大きいジグザグステッチで、
針数をかなり多め(ボタンホールのちょっと手前ぐらい)にして縫いました。
そうするとかなりの「横方向への伸び」に糸が耐えます。
糸は普通のシャッペスパンを使いました。

多少の伸縮性があって切れにくいレジロンを使っても全然いいし、
事務所にはいろんな色のレジロンを保有していますし、
レンジロンだったら糸の強さ(と押さえの圧)を一番低くすれば直線でも耐えるかもしれませんが、
なぜか「ここはストイックに行きたい。」
と、
わざわざ「シャッペスパンでよく伸びるフライスを縫う」というストイックさを
自分自身に課してしまいました。

要するに没入したかったんですね。(どM)

事務所では「みすや針」という京都の老舗メーカーのものを使っているのですが、
自宅で使っているまち針はなんと百均で買ったものを使っています。
自宅用のもそのうちみすや針にしようと思ってはいるのですが。

使い心地が全く違います。
針の太さも、
針先の鋭さも、
街を打つ時の生地に入っていく感触も。

何もかもが全然違います。

百均のまち針だと、まちを打つ時の感触に
「あ、今繊維を傷つけたな。」
という感触があることがあります。

特にニット生地は針が繊維を通る時に糸が傷つくとそこから「針穴」が広がってしまう可能性が高いので、
できるだけ繊維を傷つけにくい細いまち針の方が使い勝手が良いです。

あとはまち針の頭が小さい方が、ギリギリまでまちを外さなくて良いので、仕上がりの安定性が段違いに違います。

服飾系の専門学校に行っていた人は時々「シルクピン」を使っている人を見かけますが、
シルクピンは逆に頭が小さすぎて、見失ってしまうリスクがあるので、
私は使いません。
危ないからね。

相当几帳面で、
作業開始時の針山の針の数と、
作業終了後の針の数をいちいち数えて「一本も紛失なし。」
と毎回確認するようなタイプの人じゃないと、
シルクピンはおすすめしません。


テキスタイルメーカーにいた頃、
文化服装学院出身の男の子が私のアシスタントだったのですが、
その子がシルクピンを使っていました。
私の事務所のミシンコーナーの床は結構シルクピンだらけで「これはダメなやつだ・・・。」
という状況だったのと、
どこにピンを打ったか忘れてしまいがちだったみたいで、
ロックミシンでシルクピンをぶった斬りながら縫い進めることも結構あり、
社長に頼まれて作ったサンプル製品に針の先がそのままついていたことがあり、
その度に社長に「お前は俺を殺す気か!」とめちゃめちゃ怒られていました。
その上
「お前がちゃんと指導しないから!」と私まで怒られていました。

アパレル業界や繊維業界では、
針の混入は「禁忌」なので。

最近ではまち針の代わりにクリップを使用することが増えて来ているみたいですね。
使ったことがないのでわかりませんが、
使いやすいんですかね?

手芸用品を買いに行くことがほとんどないので、遭遇したことがないんです。
生地はいつでも売るほどあるけどね。(笑)
接結も、生地によってはフライス用のパターンを使っても大丈夫な場合があります。
これは少しゲージが甘めの柔らかい接結だったので、フライス用のパターンで
自分用の長袖カットソーを縫いました。
出来上がって早速試着してみまして
「おお、あったかいぞ。」と言って喜んでいましたら、
それまでグースカ昼寝していたオットがムクッと起き上がり、
オット用のフライスのカットソーを試着して
「本当だ。あったかい。」と言っていましたよ。
40/-ピーチフライス赤い赤のロス生地が出たときに家に持ち帰ってお洗濯しておいてありましたので、
赤や山吹色などのはっきりとした色を差し色に使うのが得意なムスメに
長 Tと、寒がりなのでタートルを作ってあげようかなと思っていますよ。

折れてしまった心が治ったら、
今度は甲状腺専門の病院に予約をとってみようと思いますよ。

甲状腺専門医は非常に混雑していると相場が決まっていますので、
予約を取っても実際に受診できるのはずっと先になると思いますが。

投稿者: wildberryshopblog

Wildberryという生地のネットショップの店主です。

へなちょこ。」に5件のコメントがあります

  1. 伊藤病院でしたら、予約無しでも大丈夫ですよ。私も甲状腺腫瘍で手術して片方ありません。甲状腺は万が一悪性でも、予後が良い事が多いです。
    なんでもないことを、祈っております。

    いいね

    1. 渡邊さま
      コメントありがとうございます。
      やっぱり伊藤病院さんになるんでしょうね。
      表参道の、あの有名なところですよね?

      いいね

      1. 私は、横浜市大病院で手術しましたが、執刀医が伊藤病院でも診察されているようでした。
        伊藤病院は良い先生が多いのでは、と思いまして。

        いいね

  2. こんばんは!

    ニットソーイング用のクリップは
    手芸用品店の専用の物もありますが、
    私はいつも百均の普通のクリップを
    使っています。
    そういう方は多いかと思います。
    目玉クリップの小さいサイズです。
    分厚い裏毛などは大きめサイズにします。
    ちょっとガチャガチャ音がしますが、
    気にせずに使っています😅
    私はまち針をよく探すので、
    目玉クリップの存在感が
    ありがたいです。
    ご参考まで‥

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    1. のぼのぼさま
      コメントありがとうございます。

      目玉クリップってなんじゃらほい?と思って調べましたら、
      一番一般的なあのクリップのことなんですね。
      あれだったらどこにでも売っているので入手は簡単ですね。
      針の脱落を気にして縫う箇所にいちいちこまめにまちを打っていたのですが
      クリップだとその心配がないので気持ちも楽ですね。

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