たまには真面目に

昨日は午前中の早い時間から、ムスメが洗濯をしに来ました。
娘の家には洗濯機置き場がないので
最寄りの(徒歩15秒小ぶりだけど安い)コインランドリーを使うか、
近く(徒歩3分)のカフェみたいなおしゃれなコインランドリー(ちょっと高い上に超人気で混んでいることが多い)を使うか、
我が家(徒歩5分。無料。ご飯が出てくる)に洗濯をしに出かけます。

我が家を利用する率、高めですね。

みんなで朝ごはんを食べながら
「ママ今日仕事でしょ?」とムスメ。
「うん。これからいくよ。」と私。
「買い物したいから、一緒に出ようかな。」とムスメ。

日用品の買い出しに付き合いまして、商品代金を出してあげましたら(甘い母)
「仕事手伝おうかな?」とムスメ。
「え〜いいの?助かる!」と私。

もうちょっとかかるかな・・・。
と思っていましたが、
ムスメが手伝ってくれたおかげで、出荷が受注に追いつきました。

いや、オットも出勤前にWildberryの事務所に来て、カットを手伝ってくれたりして
すごく協力してくれています。
ホテルマンのお仕事、見た目の優雅さとは裏腹にものすごく大変なので、
体に負担かかっているはずなのに。

家族の協力、プライスレスです。

みんな本当にありがとう。

家族って、運命共同体なので、経済的にも物質的にも精神的にも肉体的にも、
お互いに助け合って共に生きていくという気持ちを全ての構成員が持たないと
不平不満が出たり誰かが辛くなったりしてしまいがちかな、と思います。

日本って
「俺様が稼いでやって食わしてやっているんだぞ。えっへん。お仕事大変で心も身体も疲れているから甘えたい。」
「私が家のことや子供のことを一手に引き受けて支えてあげているからあなたが心置きなくお仕事できているんでしょ?感謝しなさいよ。私だってたまには甘えたいわよ」
というふうに、家族の役割が分断していて、お互いにお互いの状況が把握しにくくて
そのせいで精神的にすれ違いが起きてしまい、
家庭でも「なんとなく辛い」という状況になってしまう場合があるのかな、というふうに感じます。

本当はお互いがお互いの存在をとっても必要としているはずなのに。

最近、「マウンティング」という言葉が一般的に認知されて、日常的に使われるようになって来ましたね。
「マウントを取る」みたいな言い方が普通に日常的にも聴かれるようになって来ました。

強いから、弱い相手に自分の要求を突きつける権利がある。
みたいなパワーバランスってなんとなく暗黙の了解的に存在するような気がします。
今の日本の社会。

だから、自分の都合のいいように物事を運ぶことができるように、
誰よりも自分が優っているということを証明して、思い通りにコントロールしよう、
という気持ちが自然発生的に生まれて来ちゃうのかな。
と。

でもそういう関係性だと、
どんどんしんどくなっていくんじゃないかなと思います。
マウントを取り続けることで、
自分自身が常に強くあらねばならないという目に見えないプレッシャーに苛まれて、
自分で自分をすり減らし続けてしまうということになりかねないんじゃないかな。
と、私は思います。

人って、みんなそんなに強いもんじゃないですよね。

だって、人間だもの。

見栄を張って自分のキャパ以上のものやことを成し遂げようとするのは、
当の本人自身のためにはマイナスの効果しか呼ばないような気が、私はします。

自分は弱くて無力な存在なんだって自分で認めることって、
実は意外にも結構勇気がいることなんじゃないかなと思うのですが、

きっと、呼吸がしやすくなるようになるんじゃないかなと思います。

「天命を知る」50歳を目前にして、
「社会通念的なしがらみを逃れてクラゲのようにユラユラふわふわと生きたいな〜。」
と思いました。

このコロナで社会や経済がぶっ壊れて、
機能不全を呈して新たに構築せざるを得なくなった時、
日本の社会及び経済は、随分と様変わりするのかもしれないぞ?

と思いました。

クラゲ BBA。


見栄やプライド、物質や金銭至上主義に振り回されるのは、
もう嫌みたいです。
物質売ってるくせにね(笑)。
60/-接結オフホワイト。
ご紹介し始めて結構時間が経ったのですが、
この生地、ものすごく肌触りが良いです。
しかも顔(生地表面)がすごく綺麗です。
オーガニックではないけど、本当に気持ちのいい生地です。

で、
白いし(笑)、あんまり人気がない生地だったのですが、
ここにきて、なんだか地味に動き始めました。

きっと、購入してくださった方が、
「わ〜これ気持ちいい!」と思ってくださったから、
リピートとか評判がじわじわと広がりつつあるのかもしれません。

ニット生地は、全て一回水通ししてください。
特にこういう柔らかい生地は先にしっかりとお洗濯をして生地をリラックスさせてから裁断縫製していただいた方が、後々長くお気に入りとして使っていただけると思います。

ニット生地は柔らかければ柔らかいほど、
縦横に対して柔軟に伸び縮みします。

そして綿の糸は、ウールほどではないけど、繊維の表面にキューティクルみたいなギザギザがあります。
なので、お洗濯をするとそのギザギザ同士がスクラムを組み、
少し縮みます。

ウールほどではないけど。

なので、
裁断縫製をする前は必ず一回お洗濯をしてください。

それで伸びる生地もありますが大概の生地は縮みます。。
縦横比が大幅に変わる生地もあります。

その生地の本来の状態に戻してあげてから裁断縫製してあげてください。

アパレルは生地を先に水通しなんてしなさそうだけど、どうやって生産しているの?

という疑問はずっとたくさんいただいている質問です。

アパレルメーカーでは、生地を裁断縫製する前に水通しはいたしません。
メーカーやOEM会社によって随分と違いますが
一般的には
まず見本反を作ります。
見本反は生産数量が少ないので、m単価がすごく高いものになってしまいます。
で、その見本反から、見本の製品を一枚作ります。
製品染をする場合は製品染します。
これもす量が少ないので、ものすごく高い工賃がかかります。
そしてそれを一回お洗濯します。
風合いを出したい場合はタンブラーをかけたりもします。
もっと風合いを出したい時はその工程を数回繰り返す場合もあります。

で、
乾燥した見本の製品を、
最初とどのように寸法が変わったかをチェックします。

で
「縦何%、横何%縮んだ」から、それを踏まえて、パターンをその比率分大きく修正します。

そして本番生地(量産生地)を生産して、
見本と同じ工程を経て裁断、縫製、加工が施されます。

それでも
量産された生地が見本反と「洗濯縮率」が違う場合があります。
量産してしまったのに、どうずるの?
ってなりますよね。

その時は
「仕上げ」工程、アイロンで目的の寸法に調整して納品します。
そういう場合は
消費者がそれを購入して着用して、お洗濯したら元のサイズに戻ります。
アイロンで調節した「付け焼き刃」的な寸法なので。

「JIS103法」というのがあって、
それに基づいて生地の選択縮率を計算して、
そのデータをもとにパターンを調整して量産するブランドもあります。

あとは、
縫製工場に「スポンジング」装置がある場合は、
裁断縫製する前に生地をスポンジングしてそのままラインに乗せてしまう場合もあります。

スポンジングとは生地を解反すると同時に高温の蒸気に触れさせることで生地をリラックスさせて元々の姿に戻す装置です。

すごく高い機械なので、それを持っている縫製工場はかなり少ないです。

ニット生地の性質はどんな状況でも変わらないので、
洗濯したら必ず縮みます。
化繊100%でもない限り。

化繊には繊維の表面にキューティクルがないので、
縮みません。
なので洗濯縮率を取る必要もないし、洗い加工やタンブラー加工をする必要もありません。
なので、工程が「パターン・裁断・縫製・仕上げ」と非常にシンプルなので、
工賃が最低限しかかかりません。
なので、安く生産できます。

そんなわけで、
裁断縫製する前に生地をお洗濯したくない場合は、生地の縮率を先に取ってパターンを変更していただく必要があります。

それはとっても大変な作業なので、
裁断縫製する前には生地をお洗濯してください。

Wildberryのパターンには
「※縮率を含まないパターンです。
※生地は必ずしっかり水通ししてから型入れ、裁断して下さい。
※生地は洗濯すると縮むと言う性質がありますでのあらかじめ少し余裕を持ってご用意ください。」と表示しています。

この方法が一番手っ取り早くて簡単な方法だからです。

だって生地を指定しない型紙を販売するには
先に生地をあるべき姿に戻してあげる必要があるから。

生地屋さんは生地のことしか知りません。
パタンナーはパターンのことしか知りません。
デザイナーは生地のこともパターンのこともあんまり知りません。縫製仕様のことは分かっている人が多いですが、それでも頓珍漢な仕様書を書いてくる場合がかなりあります。

デザイナーと生産管理の担当が違うシステムの会社(大手に多いです)の場合は、
生産担当が縫製仕様書を描いたり製品の生産に関する発注や打ち合わせをするので
デザイナーは本当に絵を描くだけ、色と柄を決めるだけの人であることが多いです。

それらの工程と実態を全部理解できているのは、
今のところ、OEM会社の人なんじゃないかな?と思います。

あっ!ちなみに私はテキスタイルメーカーで
生地の生産指図、生産管理、パターンの管理、縫製の管理など全部やって
ほぼ一人でOEMをやっていたので、全部理解しています。


俺最強!

と

誰も褒めてくれないので自分で言ってみる。(笑)

でも
私自身が
東京のカオスみたいな街の片隅で、
隠れ家みたいな小さな家で
家族と犬たちを大事にしながら
慎ましく密やかに暮らすことをとても気に入っているので、
今後何者かになるようなことはなく、
この先もひっそりと闇営業みたいなきじ屋でドブネズミみたいに生きていくんじゃないかなと思います。



今の日本のアパレル業界って、
日本の政治と同じように「縦割り社会」なので、
お互いのスキルや知識や情報を共有できるような仕組みになっていないんです。

生産効率を最優先して、システマチックに分業化を進めると、いろんな弊害を生みますね。

投稿者: wildberryshopblog

Wildberryという生地のネットショップの店主です。

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