ありがとうございます

昨日の新着には非常にたくさんのご注文をいただき、
誠にありがとうございます。

今日はデスクワークと、自分と家族の防寒用の肌着作りを中心にやって(笑)、
明日木曜日からせっせと出荷準備に勤しませていただきますね。

今回の新着は、広報担当(オット)は本業の勤務中だったのですが
私が新着をあげたのと同じタイミングでちょうど小休憩中だったらしく
ぷかぷかしながらスマホでWildberryを覗いたらアップされていたので
すぐさまInstagramを更新してくれたのだそうです。

え、すごいタイミング。と思いました。
洋裁をするお客様は「縫うこと」も好きですが、「生地」も好きですよね。
当たり前ですが。

私も
「生地」も「縫うこと」も「作ること」も「創ること」も好きです。

「こんなの欲しい!」とか「こんな味のものが食べたい!」と思ったらなかなかの再現率でそれを作ります。

で、
できたらもうどうでも良くなります。(え?)

多分それを作る過程にワクワクするので、
そのワクワクを味わって達成感を得られたら、
「あ〜面白かった!」という感じになるのではないかな?と自己分析します。
このコロナ禍で、業績が落ちた企業や事業所が多いと聞きます。
実際に倒産や廃業せざるを得ない状況になってしまった企業や事業所もたくさんあると思います。
高円寺の、人々がたくさん行き交う商店街でも、
退去してしまった店舗をたくさん見かけます。

そんな風に経済が低迷してしまいそうな世の中ですが、
ハンドメイド業界は全体的に業績を上げているみたいです。
「おうち時間を有効に楽しめる」ということで、参入する企業も増え、
「おうち時間を楽しみましょう」アピールも結構強いみたいですね。

密を避けるためにアウトドアレジャーやキャンプを推奨するメディア。
おうち時間を快適に過ごすためにインテリアや収納を見直すことを推奨するメディア。
それらは全て、消費を促すことが目的で、
情報の受け手を喜ばすことが目的ではないんじゃないかな?と私は考えます。

結局、見ているのは自社の利益、要するに「金」です。
メディアの情報を見てその分野に参入して、
いっときはいい気分になったような気がしても、
その活動が長続きしないという現象は誰にでも経験があるんじゃないかな?と思います。
それは多分、本人が心底その分野の活動が「好き」で「楽しい」わけではないから。

流行が発生して、それが廃れるのは、
結局たくさんの人たちがメディアの煽動に乗ってしまったけど、
「実はそんなに好きじゃなかった」ことに気づいてテンションが下がってしまうから
なのではないかしら?と思います。
消費を促すために、売り手側はあの手この手で魅力的なキャッチコピーを繰り出して
消費者を煽動しようとします。
自分たちの利益、そしてプライドのために。

お客さんを喜ばせたい、ハッピーにしたいというマインドを持っている売り手って
今の時代は少ないんじゃないかしら?と思います。
(ないとは言いません。実際に存在しているので。)
このコロナ禍で、
窮屈さやストレスを感じて
「洋裁から遠ざかってしまっていました。」と仰る方、多いです。
それが自然だと思います。

私も、しばらくの間はモチベーションが下がりっぱなしで
上げる方法もわからずに
ただひたすら
「う〜ん、辛い。気分が上がらない。気持ちが落ち着かない。」
と思うばっかりでした。

なので、
「コロナが落ち着くまでは新しいパターンは出さないつもりです」と宣言しました。
(新しいパターン出してくださいというリクエストは沢山いただきましたが。)

マスク不足の時には、
「これぞビジネスチャンス」という風に捉えて、
「マスクを作って販売する」ことに参入する事業所や企業がものすごく増えました。

ウーリースピンテープなんて、
1m100〜300円とかの暴利で取引されていましたよね。
(Wildberryでは1m11円でした)
私自身の持論なのですが、
商売って、先に「お金」を見るか
それとも「喜び」を見るか、によってその性質は大きく変わってしまうのではないかなあ?と思います。

「売ろう」とか「売らなくちゃ」という気持ちの中には「自分(達)の利益=お金」が根本的にあるような気がします。

「いかがですか?(買ってください)」の言葉の中には
「ワタクシの利益のためにあなたがお金を拠出してください」という気持ちが含まれているんじゃないかな?と思います。

少し前に
「ワインの試飲いかがですか?」
と勧められたので小さな小さなカップに注がれた試飲のワインを飲んでみました。
とても美味しくていいワインだなあと思ったので
「美味しいです。」と言いました。
「どんなワインがお好きですか?」と聞かれましたので
「白だったら辛口、赤の方が概ね好きです。」
と答えましたら、
「とっておきの赤があるんです。」と言ってとても美味しいワインを試飲させてくれました。
「美味しいです。ありがとうございます。」
と言いましたら
「うちはいつもは卸しかやっていないのですが、今回は特別に一般のお客様にも販売できるんです。1本1万円で6本セットでいかがでしょうか?」と言われました。

うんまあ、とっても美味しいワインだから高いだろうなあとは思っていましたが
いきなり6本買えと言われてもねえ。糖質制限してるし。

と思って断っていましたら、
隣にいて一緒にワインを試飲していた見知らぬ男性がそのスタッフに
「歩合制なの?売るごとに給料に反映するの?」
とにこやかに聞いていました。
するとそのスタッフの人は
「月々は変わらないのですが、ボーナスに反映します。」
と答えていました。

隣の見知らぬ男性、多分経営者だな。と思いました。
お金の流れについて、その仕組みについて詳しい人なんだな。と。
私は多分、商売に関しては「優秀な商売人」ではないんじゃないかなと思います。
「商売だから」と言って割り切れないので。

人を雇っていると、人件費は「固定費」として必ず月々かかってきてしまいますので、
経営する上での「損益分岐点」の金額がグッと上がります。
スタッフ達のお給料を支払うために、常に「損益分岐点」以上の売り上げをキープする必要があります。

そのためには、売り上げを上げる必要が出てくるし、
そのためには、スピード感のある、効率の良い仕事をする必要があるし、
そのためにはある程度の割り切りが必要な場合も多々あります。

私は

お金のために好きでもないものを仕入れることができないし、
何よりも好きで仕入れた生地を、「好きだから売りたくない」ので
「優秀な」経営者にはなれないんじゃないかなと思います。


なので、
新着準備も気が進みません。
好きで仕入れた生地を売りたくないので。

そして出荷準備の時も
「ああ・・・大好きな可愛い子がなくなってしまう・・・。」という気分になります。

それと同時に
「行った先でも可愛がってもらうんだよ。」という気持ちで送り出します。

私の大事な生地を託すお客さんに対しても「大事なお客さん」という認識になります。



人の生き方もそうだし、商売の仕方も、「これだけが正解であとはみんな間違い!」だなんて法則は存在していないので、
各々好きな方法をチョイスしたらいいだけのことなんだろうなあという結論に、結局はなるんでしょうね。



「流行を追うのは逆にダサいと思っているんだ。」
と発言する人がいました。
その人は商売人で、アウトドア用品とカレー関連を主に取り扱っていました。

「ん・・・?アウトドアとカレーって、今めっちゃ流行ってないか?」
と内心思いましたが、あえて発言はしませんでした。

思ったこと全部馬鹿正直にペロッと言うと、人間関係が円滑じゃなくなる場合もあると言うことをようやく学んだので。

約半世紀ほど生きてきて、最近ようやく大人になれてきたかもしれないぞ?
と思いましたよ。



遅すぎますが。(笑)

投稿者: wildberryshopblog

Wildberryという生地のネットショップの店主です。

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