採光で最高で、地味サイコー

色が濃いですね。
インディゴのリネンツイルです。
色が濃いと風合いを如実に捉えて表現するのが難しいですね。

昨日は自宅で生地の撮影をしましたよ。

まだまだ天気の悪い日が続きますので、
窓の広さの割に奥行きがあって、しかも細い道路を隔てた南側には背の高いマンションがあるという、採光面では少しリスクのある事務所では、
梅雨時期と秋雨前線の時期は撮影が非常に困難だということがわかりました。

今はカメラの性能がすごくいいので、
明るめに撮影することはできるのですが、
色は調節できても、質感の表現が若干違うかな・・・。という違和感が拭いきれませんでしたので
生地を少しずつカットして
2間分の間口の掃き出し窓がある自宅までえっちらおっちら運び、
周囲は一戸建てばかりなので日光を遮るものがないので
雨の日といえど採光が最高(シャレ?)の中撮影をしましたよ。

ちょっと手間と時間がかかってしまいますが
心の負担を考えればこれくらいの手間、お安いご用かなと思うので、
しばらくはこのスタイルでやっていこうかな?と思いますよ。

今回はオリコン(折り畳み式コンテナ)に生地を入れて、キャリアーにくくりつけて事務所から自宅まで運んだのですが
Wildberryで使っているオリコンって、スーパーのバックヤードや物流倉庫で使われるような、業務用の頑丈なやつなので、オリコン自体が結構重いんです。
コロコロ運ぶ分にはそんなに負担はないのですが、
階段しかないビンテージマンション(といえば聞こえが良くなると思い込んでいる)の
5階まで運ぶのはなかなか結構大変です。
防水性もないので、
雨の日は運べないというデメリットもあります。

なんか、軽くて防水性があって大容量の
ジッパー付きのIKEAバッグみたいなのがあったらいいなあ。

探してみようと思いましたよ。

ちなみにキャリアーにオリコンをくくりつけて生地を入れて運んでも
高円寺では変な目で見られることはほとんどありません。

高円寺は古着屋さんの街で
古着屋さんって、定期的に大量に海外からお洋服が入荷します。
その都度買い付けに行くショップもあれば、
現地バイヤーが買い付けた商品を送ってくれるショップもあります。

で、
このコロナ禍でも閉店しない強い古着屋さんは、お店とは少し離れたところに倉庫物件を持っている場合が多いです。
店頭にある在庫数のおそらく3〜4倍からそれ以上の商品をそこにストックしています。
で、店頭の商品とストック商品とを、定期的に入れ替えています。
なので、台車に大きい段ボールを乗せて運んでいる人を
高円寺に住んでいたらごく日常的に見かけます。
(土日は人がたくさん集まるので、おそらくそれに備えての商品入れ替えなので土日にそれを目にすることはありません)

自宅マンションのお向かいのお風呂がなくてお家賃の安い古いハイツ(でもリフォームされてて綺麗)も
一階の、道路に面してしかも道路側に掃き出し窓のあるお部屋は古着屋さんのストックルームとして使われているみたいで、
結構頻繁に荷受けが行われています。

古着屋さんって
「は〜い!安いもの大量に買い付けてきた!高く売って儲けようぜ!」
みたいなスタンスでは決してなくて、
お店やストックの商品の在庫の把握や管理がとても丁寧で、
お店じゃなくて倉庫でものすごくマメに在庫管理している様子が
生活していると自然と目に入ります。

髪の毛がカラフルだったり服装が奇抜だったりしますが、
みなさん、自分の好きなこと、ものに対してはすごく一途で真面目なんでしょうね。

「売れ残りのゴミみたいな商品」
と自分の店の商品をへの字口で吐き捨てるように表現した生地屋店主や
「自分はそもそも生地なんて好きじゃないし。」と言った生地メーカー社員や
「自分はダサいしおしゃれじゃないし、ファッションには興味ない」と言った元デザイナーや
「売れるものを作らなくては。オガワサン、何が売れると思いますか?てか、色とが柄とか小川さんが決めて!」
と言ってきた大手の現役デザイナー。
「高そうに見えて安い生地見せて!そこから商品ひねり出していくから!」と言っていた
倒産してしまったデニムメーカーのチーフデザイナー。
キリがないのでこの辺にします。

今までそんな発言をする人たちにたくさん出会って来ました。
その人たちって、
「生地屋さんになりたかった」
とか
「アパレル業界の人になりたかった」とか
「デザイナーになりたかった」だけなのでしょうかね。
その人たちには、自分のお仕事に対する愛ってあるんでしょうかね?

そういうのを、ある意味「ナルシズム」っていうのかしら?なんて思います。

人から素敵って思われる肩書きが欲しかっただけで、
その仕事自体を好きなわけではなかった。
強いていえば「お金と虚栄心」が目的だったのかしら?
と。

商売の基本は在庫管理だと思います。
そして在庫管理って、ものすごく面倒くさくて嫌な作業です。

それがちゃんとできるかどうかでいろんなことが大幅に変わってくるんじゃないかな〜と思います。

自分のお店の商品を「売れ残りのゴミ」と発言した店主に
「自分のお店の商品数とか在庫数とか、把握してる?」
と聞いたら「していない」と言っていました。

地味でしんどい非常にベーシックな作業こそ、
実はとっても大事だったりするんだろうなあ。と
カラフルな頭髪で、いろんなところにピアスをしたいたり
奇抜なお洋服をしていて側から見たらおっかなそうな若い人たちが
冷房も効いていないクソ暑い倉庫に頻繁に来て
商品を丁寧に畳んで収納したり、
別の商品をチョイスして段ボールに詰め直したりしている姿を日々見ていると
そう思わざるを得ません。

そして彼らはお洋服が本当に好きなんだなあ。ということが自然と伝わってきます。
おまけ。
昨日のカッパはゼリーをもらっていました。
去年はマスクとかお小遣いとか帽子とかきゅうりとかもらっていたカッパでしたが
今年はそんなにいいものをもらっていませんでした。
せいぜいのど飴とかお花ぐらい。

不景気なんでしょうかね・・・。
でも久々にいいものもらえてよかったね。カッパ。
大事に食べるんだよ。

投稿者: wildberryshopblog

Wildberryという生地のネットショップの店主です。

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