珍しく真面目にお仕事の話をします

オットのインスタグラムで、ここ最近Wildberryに新しい生地がドカドカと届き始めていることが伺えます。

実際に、ドカドカ届いています。

秋物の立ち上がりってことで、
張り切って注文したのですが、
「やばい注文しすぎたかも・・・。」と言う状況になってしまいました。
狭い狭い事務所の中、身動きができないほどの数の反物がとぐろを巻いています。
発注数量の感覚、まだ前の事務所のまんまみたいです。

前の事務所、広かったし、安かったし、地下鉄の駅2路線利用可能でしかも徒歩3分だったし、
あんな物件、なかなかないです。
実際にWildberryが退去したあと、すぐに次の人が入居したみたいですしね。

今、オットが手伝ってくれているからこんな無茶なことできているけど、
コロナが終息して、オットが本業に戻ったらこんな無謀なことできないだろうなあ・・・。
と思います。

もっと丁寧に仕事するように心がけなければ・・・。

昨日は生地の撮影の準備をしましたよ。
連日ドカドカ届いて渋滞していた生地たちの、
梱包を解いて(これが結構大変)内容を確認して、
発注した生地の詳細と照らし合わせて、実際に納品された数量の誤差などを確認して、
今回は撮影用にそれぞれ1mづつカットしました。

最近天気が不安定で、
事務所だと自然光で撮影するのがちょっと難しいので、
窓が広くて概ね採光の良い自宅で撮影してみようかな?と思いついたのです。

その分手間も増えますが・・・。

でも無地だったりニット生地だったりする場合は、
自然光の中で、しっかりとその色や質感が伝わるように撮影したいので。

私は生地の撮影は断然!自然光派です。

ちなみに朝の時点で今の東京はとってもお天気が良いので
焦って生地をカットせずに今日事務所に行って(どうせ徒歩圏だし)撮影すればよかった〜とも思うのですが
実は今日、念願のワクチン1回目の接種日なんです。

体調に変化がなければ帰ってきてから無理しない程度に生地の撮影を進めていこうかな?と思っていますよ。
(しんどかったら寝てようと思います)

自宅徒歩圏の大規模接種会場を予約できたので、
トコトコ歩いて行ってきます。
これは縦糸が綿で横糸がリネンの切り替えジャガード生地です。
数量がすっごく少ないので一瞬の晴れ間を見て事務所で撮影しました。

他にはワッフルや、ハニカムの布帛、渋い表情のリネンも少々入荷しています。
で、
今回の入荷はニット生地が多めです。

ななんと、フライスとベア天竺も入荷しています。

これは、
これからくる「体温調節」のためのアイテムを作っていただきたくて
敬遠されがちな素材ですが、あえて発注しました。

レギンスとか。
長Tとか。
インナーカットソーとか。

素肌周りをがっちりガードしたら
その上にまとうお洋服は、意外と自由度が高いのかもしれないぞ?
と最近思います。

温暖化の影響か、
最近は分厚い防寒の需要が著しく減っているみたいです。
数年前から各アパレルメーカーでは
秋冬用に作ったダウンや重衣料(オーバーやコート)が動かなくて
大量に不良在庫化しているのだそうです。

アパレル業界では、毎年新しいアイテムを紹介して販売するのがセオリーみたいになっているので、
「去年の売れ残り」は「鮮度の落ちた魚」ぐらいに商品価値がないものとしてみなされるみたいです。

一部は「ファミリーセール」で割引販売されるとしても
それだけでは捌ききれなかった大量の「鮮度の落ちた魚」は
人知れず処分されてしまうみたいですね。

ブランドイメージを維持するために、
原価割れしてでもちゃんと売り切ろうとは思わないみたいですね。
「それぐらいなら処分料をかけて廃棄する方がマシ」なのだそうです。

その廃棄量が年間100万トン。と。

で、
その廃棄の費用も、「売れることが見込まれている商品の数量」に上乗せされて、
上代(販売価格)の設定が行われるのだそうです。

展示会で注文がついた数量の、概ね2倍ぐらいの枚数をアパレルブランドでは生産するのだそうです。

で
廃棄費用も含めたコストを上乗せして、
大体アパレルの減価率は上代の18〜40%ぐらいみたいです。

◯陽商会がやっていた日本ライセンスの◯ーバリーは、1800円で作ったTシャツを10000円で販売していました。

生地、付属品、縫製、プリント、刺繍、染め、ネームや下げ札、仕上げ、それら全部含めて1800円で作らせて、10000円で販売していました。

生地が1着分1000円だったら、
縫製その他の費用は800円ですか?(一般的には簡単なTシャツ一枚縫うんでも国内のちゃんとした工場を使えば5〜600円はします)
できますか?

できません。

関わる人がみんな泣いていました。
でも大手だしな。有名ブランドだしな。って言うことで涙を飲んでいました。
どうせ飲むなら涙じゃなくて美味しいお酒を飲もうよ。と思います。(余談)

それでも
「うちの原価率はこうだから。で、上代はもうきまってるから。これ以内で言った通りのものを作って納品して。」

こんな感じです。

それで
「アパレル業界華やかでかっこい〜」
これが社会通念です。

私はなんだかどす黒い感じがして嫌だなあと思います。
それよりもエコにつながる何かしらに関わる方が楽しいし嬉しいしかっこいいと思います。

おっと、なんだか少し話が逸れたような気が・・・?


そんなわけで、
今年は
誰かの涙の上に成り立っているリーズナブルなファストファッション製品じゃなくて
体に直接触れて寒さから身を守る防寒用の肌着も自作してみてはいかが?

と、
提案してみたくなったんです。

そうすることで
廃棄されるかも知れない、テキスタイルメーカーの生地が有効活用されて
ほんの少しですが地球への負担が減るような気がするので。


きっとあったかいですよ。
気持ちも。

投稿者: wildberryshopblog

Wildberryという生地のネットショップの店主です。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

WordPress.com でサイトを作成
始めてみよう
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。